北小学校「まるいやね」の教育と学芸会
体育館の屋根がまるくなっています。廊下の天井、まるい柱など、校舎の至るところがまるくなっています。
実は、旧校舎の屋根が「まる」でした。これは、人工的な直角だけの校舎ではなく、自然に近いまるいものを取り入れることで、子どもたちの健やかな成長につながるという思想に基づいて建てられたモノです。新校舎にもそれが受け継がれたのです。
「直角」が国語や算数などの勉強なら、「まる」は運動会や学芸会です。運動会や学芸会を特別活動といいます。この目的は、子どもたちの自治的な能力や自主的な態度を育て、学力向上の基盤に必要な望ましい人間関係を築き、いじめや不登校などの問題に対する予防薬的な役割を果たすなど、子どもたちの成長に欠かせない教育活動です。
そして、満足感や達成感を味わうことができます。しかし、演技や演奏の善し悪しは、自分たちでは分かりません。終わったときの観客の皆さんの拍手が評価です。拍手を気にするのは、子どもたち以上に指導した先生たちです。
学芸会の最後、6年生のお礼の挨拶がおわり、会場を後にする保護者の方から「校長先生、いい学芸会でしたね!」と声をかけられました。その後、お隣の方と「本当に、よかったよね!どの学年も見事だったねえ~。思わず拍手しっちゃった!」と話していました。心がホッとステーションになりました。ありがとうございました。
端野支所前庭
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