外国で開催されるオリンピックは時差があって、夜中や早朝でないとLIVE中継が観られないが、自国開催だとリアルタイムで様々な競技が中継されるので、チャンネルを替えながら観ている。
女子ソフトボールのピッチャーが投げる球速は110㎞くらいだが、距離が近いので体感では200㎞くらいに感じるというが、そのボールを打ち返す。卓球の超高速ラリーの打ち合い、体操では、何回もひねったり、回ったりしているのに着地をピタッと止める。体重50㎏に満たない女性が100㎏以上のバーベルを持ち上げる。アーチェリーは、風が吹く中で70m先の的の中心を射抜く。オリンピックでの超人たちの凄さには驚くばかりだ。
「一流になるための10,000時間の法則」がある。1日3時間毎日練習を続けて約10年はかかる。金メダリストは超一流なので倍の20000時間かかるとしたら1日6時間やっても10年はかかる計算だ。スケートボート女子で日本人最年少金メダリスト西矢 椛選手はまだ13歳、6歳から始めたそうだが、7年で超一流の仲間入りを果たした。法則に当てはめると毎日10時間の練習したことになる。
持って生まれた運動能力の高さもあるだろうが、彼らの努力と精神力の強さを目の当たりしたとき誰もが感動する。
期待を大きく上回る時に「満足」から「感動」に変わるという。ひたむきに『血と汗と涙』で打ち込んできた努力が、4年に一度という限られた機会にゴールが設定されていて、結果が求められていることが、より「共感・達成感・喜び・悲しみ」を湧き起こす。それがオリンピックだろう。
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