大相撲名古屋場所千秋楽、白鵬に敗れはしたが14勝1敗で、第73代横綱・照ノ富士が誕生した。
伝達式で「不動心を心掛け、横綱の品格、力量の向上に努めます。」と口上の述べた。
優勝を決める大一番で、また白鵬は、プロレス技のエルボーパンチ(かちあげ)を繰り出し勝利した。反則技ではないが、横綱の品格を伴わない取り口に苦言を呈された。
剣道には相手の喉元、胸元を突く「ツキ」という技があるが、3段4段クラスでは使わない。また、下位の者が上段者に対して使わないという暗黙のルーだと相手を傷つけてしまうからだ。相手を傷つけてしまうからだ。
再起をかける白鵬も必死だったのだろうが、昭和最後の大横綱・千代の富士が貴乃花に敗れた翌日、引退を発表した。真っ向勝負で敗れ、若手の台頭を確信したという。他のスポーツとは違い大相撲の横綱とは別物である。文化の違いと言えばそれまでだが、同じモンゴル出身の照ノ富士が「横綱の品格」を大切にすると誓った。ケガと病気で一時は、大関から序二段まで番付を落としながら、復活を遂げた照ノ富士には、誰からも尊敬される横綱になってほしい。
0 件のコメント:
コメントを投稿