TOKYO2020 オリンピック招聘が決まったとき、「人生で2度、日本でオリンピックが開催される。今度は生で見てみたい。」と思ったのです。まさか、コロナで無観客のオリンピックになるとは思いもよらず残念でなりません。
前回大会のときは9歳でした。学校でも先生がテレビを見せてくれましたが、授業が終わると走って帰り、白黒のテレビに釘付けになっていました。当時は、日本中がオリンピック一色で盛り上がっていました。父が三波春夫の「東京五輪音頭」のレコードを買ってきて、毎日何度もかけていたことを思い出します。「4年たったら、また会いましょうと、かたい約束夢じゃない…。」とまだ歌詞を覚えています。あれから4年ごとのオリンピック観戦は、人生の楽しみとなりました。
ある人が、「東京が悪い、特に若い奴らは何を考えているんだ!オリンピックが近づいているというのに、緊急事態宣言を無視して、酒を飲んで騒いでいやがる!マスコミも反対派に同調して批判ばっかりだ。なぜ、オリンピックを成功させよう!と言わないんだ!政府やIOCが悪いんじゃない、東京の奴らが悪い!」と言った人がいました。地方にいるとそんな気持ちになるのも分かるような気がします。
前回からおよそ60年近くたって、上から言われて従順だった日本人は、自ら考え、自ら行動する賢い国民になったということでしょうか? このままでは今後日本では、オリンピックは開催できないと思うので、今回はテレビ観戦で日本選手を応援します。
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