2021年7月3日土曜日

花だより 大自然に囲まれてのんびり育つ子どもたち アガパンサス 浜茄子

        
 🤷‍♂️「多少学力が低くても、大自然に囲まれてのんびり育つ北海道(オホーツク)の子どもたちは幸せ」こう考える人が多くいます。しかし、北海道に生まれたから学力は低くていいのでしょうか?
 😢北海道は、沖縄と最下位争いをしていましたが、沖縄は最下位から脱却しました。オホーツク管内は、その北海道の中でも最下位層にあります。
“学力テストの結果が全てではない。競争を激化させ、一部のエリートつくるものだ!と学力向上策に反対を唱える人がいます。” 学力調査の結果・分析を見ると、全く手を付けていない問題があったり、こんな問題もできないの?と愕然します。それに字が乱雑で筆圧が弱い、きちんと消して訂正していないなど、学力以前の問題も浮き彫りになっています。こうした問題は未だ改善されていません。道教委が言っている学力向上策は、学力の最低保障です。「基礎基本を確実に身につけましょう!」ごく当たり前のことを言っているのです。
 😒さらに高校の学力調査の結果が公表されました。期待値の半分程度の結果で、十分な学力が身についていないまま進学していることが浮き彫りになりました。
 進学校ではない地方の高校では、小学校の勉強をしているといいます。全国学力調査の結果を踏まえると当然のことだと言えます。そして、学力低下は、就職をさらに困難にしています。また、学力の低い子の非行率や犯罪率が圧倒的に高いのです。北海道は、地元に残る子どもが8割を超えています。北海道が成長していくためには、人材育成が欠かせないのです。
 🤦‍♂️最後の切り札のGIGAスクール構想でも出遅れました。一人一台の端末を揃えてもネット環境が整っていないのです。インフラ整備は、教育の範疇を超えています。保護者から、「いつから使うようになるのですか?」と聞かれ、「今、先生方が使い方の研修をしています。実際に使うようになるのは来年からですかね?」こんな有様です。
 “オホーツクの子どもたちの学力が低い”と言われていることに先生方、腹が立ちませんか?



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