2021年7月1日木曜日

花だより 教員の前に ヤブカンゾウ

 

 教員の前に、まず社会人としての自覚を持つ
     名刺交換の仕方を知らない

 小学校の先生は、職員室に居ることが少ない。だから、電話に出ることもない。来客を接待することもないし、名刺の必要性も感じない。恥ずかしい話、自分がそれを感じたのは教務主任になって職員室に居るようになってからです。
 一般の会社では、新人研修の必修なのでしょうが、教員の初任者研修では教わりません。 
□名刺の受け渡し~両手の受け渡しが原則、交換の場合は右手で渡し、左手で受け取り、両手で見直す。席に着いたら、座っている順番にテーブルに並べる。
お茶の接待(校長室の場合)~茶碗はお客と同じ物を使う。(茶托はお客だけ、校長はいらない)、差し出すときはお客さんから(目上の人から順番に)、一度テーブルに置いてから、3㎝ずらして差し出す。ある学校に行くと、事務補さんから「冷たい麦茶の方がいいですか?」と聞かれました。それを聞いただけで「いい学校だなあ~」と思ってしまいます。
 出入りの業者さんは、管内ほぼ全ての学校を回っています。「職員室の雰囲気で、この学校は?」と評価します。この学校はお茶も出ない、テーブルは汚い、綿ぼこりが浮かんでいる。と評価されているとしたら残念です。今は教師を「聖職」と思っている人は、ほとんどいないでしょうが、「学校の先生なのに・・・」と見られます。所作には気を付けたいものです。


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