2022年11月26日土曜日

花だより 家読書のすすめ リュウノウギク

 

     家読書のすすめ
  読書は、子どもが言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身に付けていく上で欠くことのできないものです。子どもと一緒に読書を楽しみながら、子どもの読書週間を育んでいきましょう。
「子どもの頃から読書量が多いと自己理解力や批判的思考力、主体的行動力が高くなる」 
  国立青少年教育振興機構は、20~60代の男女5000名を対象としたアンケート調査から子どもの頃の読書量と「自己理解力」、「批判的思考力」、「主体的行動力」の関連について分析しました。
 結果は、小学校から高等学校を通して読書量が多いと回答した人は、少ないと回答したに比べて、「自己理解力」や「批判的思考力」、「主体的行動力」のいずれの項目も高いことが分かりました。
◇自己理解力~「今の自分が好きだ」「自分には自分らしさがある」などの自己肯定感
◇批判的思考力~「もめごとを順序立てて考えることが得意」など、客観的、多面的、理論的に考える力、自分あるいは他者の意見をまとめる力、コミュニケーション能力
◇主体的行動力~「分からないことをそのままにしないで調べる」など何事にも進んで取り組む姿勢や意欲。
 ~子どもと一緒に読書を楽しむポイント~
 《幼児・小学校低学年》
・リビングに常に2~3冊の絵本を置くようにする。
・絵本の読み聞かせをする。
・図書館の読み聞かせ会に親子で参加する。
《小学校高学年》
・こどもと一緒に読書する時間(寝る前に10分間など)を決める。
・疑問に思ったことを子どもと一緒に本を活用して調べる。
・図書館に行って一緒に本を選んで読む。
《中学生・高校生》
・同じ本を読み、感じたことをや考えたことを話題にする。
・将来の夢や進路に関する本を子どもと一緒に探して読む。
・図書館で様々なジャンルの本を選んで一緒に詠む・
 
*これは相当の読書家が書いたものでしょう。読書が子どもの教育にとって、とても良いものだというのは分かっていても、これを一般家庭で習慣化するのは無理でしょう。中学生になって、こんなことができる家庭は、どれだけあるでしょうか。できるのは、幼児か小学校低学年までです。

0 件のコメント:

コメントを投稿