2022年11月29日火曜日

花だより 子どもを守るとは?(ポストコロナ1) ヒガンバナ サフラン

 


  子どもの心のケアをどうすればよいか
 災害時、子どもは大人が思っているほど、あるいは大人ほどに深刻な事態には陥っていない。むしろ、親や教員といった自分を守ってくれる(はずの)大人から影響を大きく受ける。親や教員の不安定な態度を子どもが最も恐れる。子どもは身近な大人の様子をうかがい、その様子から状況の深刻さを想像する。つまり大人と子どもは一蓮托生の関係の中に存在していると考えてよい。子どもは、大人が自分のことを本当に守ろうとしてくれているか、冷静に見極める力に長けている。
 子どもは、大人がたとえ強がりを見せてでも健全で、家や学校が安全な場所であると伝えられるとことで、落ち着いた生活ができる。大人に守られた世界で生きているという感覚を失うことがなければ、子どもは大人以上に健康に生きてくことができる。
 「ポストコロナ時代の教育を考える」(1) 武庫川女子大学 倉石哲也教授
 「お母さんが付いているから、大丈夫だよ!」と言ってあげること、笑顔でギュッとハグしてあげると子どもは一番安心するのです。
  


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