“世界最弱”のヒーロー、アンパンマンは、なぜ、子どもたちに人気なのか?
ちょっと汚れたり、雨にぬれただけでも、ジャムおじさんに助けを求める。でも、いざというときには、自分の顔をちぎって食べてもらう。そして戦います。ストーリーは、いたって簡単でワンパターンなのに、なぜ、これほどまでに子どもたちに人気なのでしょうか?
アンパンマンを知らない子どもはいません。これほど幅広く、子どもたちに親しまれるキャラクターは、ほかにいません。しかし、73年に「アンパンマン」の最初の漫画絵本を刊行したとき、大人たちには大変不評でした。ところが、各地の幼稚園では絵本がボロボロになるまで読まれたそうです。人気に火を付けたのは純真な幼い子どもたちでした。アンパンマンといえば、ばいきんまんやドキンちゃん、しょくぱんまんなどの多くのキャラクターですが、登場キャラクター数1768は、ギネス世界記録に認定されています
「なぜ、アンパンマンが好きなの?」と聞くと「わかんないけど好き!」と答える。アンパンマンは人に優しく、勇気を分け与える。そんな姿を、子どもたちはきっと学んでいるのです。作者のやなせさんは、90歳になっても童心を忘れない人でした。生前「子どもたちが遊ぶ下で静かに眠りたい。」と語っておられたそうです。
よい子のみなさん、日曜の朝は、早起きして「アンパンマン」を見ましょう!
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