校長の職務
田んぼの肥やしは人の足音 教員の肥やしは校長の足音
毎日、毎日、丹念に田んぼを見回り、しっかり管理すること
教員一人一人の能力を引き出し、それを十分に発揮することのできる分野に配置する、あるいは仕事に打ち込めるようにすること。それが経過する時に応じてタイミングを失うことなく、適時適授することが校長の努めである。
ビジョンと必要な人材が見えてくると実は気がつかなかった自校の教職員の別な一面、新しい一面が見えてくるものである。どこの学校にも、いろいろな個性を持った教職員はいるが、それを校長がよく把握し、それぞれの能力に応じて適時適授を忘れることなく、適材適所に配置するすることが円滑な学校運営につながる。(昭和の校長の教え)
次年度の人事異動を考える時期になりました。人事こそ校長の最大の仕事です。どんなに良い先生でも年数が経てば異動しなければなりません。後任選びは大変です。ドラフト1位指名候補者は限られています。資金力ある球団は、他球団からフリーエージェントの選手を獲得することもできますが、それができない球団は、育成選手から鍛え上げなければなりません。公立学校は、採用試験の倍率が低下しています。優秀な教員だけを集めることはできません。一人一人の教員を見極め、教員を育てることがこれからの校長に求められます。
0 件のコメント:
コメントを投稿