「芸術の秋」なぜ、そういわれるようになったのか?
日展や二科展などの展覧会が秋に多く行われているからだと言われています。地方都市でも「文化の日」に合わせて、作品展が多く開催され鑑賞に訪れる人が多くいます。
訓子府町は、武蔵野美術大学と連携したアートタウンプロジェクトという企画があって、町の郊外にあるレクレーション公園には、現代アートの彫刻作品が5作品設置されています。
過日、最新作が公開され見に行ってきました。一見すべり台のようで、ボルダリングのようなホールドは、町民が作成したものでブロンズ製です。作者の説明を聞きましたが、よく分かりませんでした。でも、「触って、上って、滑ってもいい。」と言われ、子どもたちにはいいかな?と思いました。
「現代アート」と聞いて、どんなイメージが思い浮かぶでしょうか。
「説明を聞いてみるけど難しくて、見てもよくわからない。そんな印象を持つ方も多いかもしれません。実は、それは多くの人が抱くもので、難しいのは当たり前で、分からなくてもいい。何かを感じてくれればいい。」と作者は言っていました。また、町が出した製作費では全く足りなく、大学の学生ボランティアを使って何とか完成させたそうです。
3年後に開館する鳥取県立美術館の展示の目玉として購入されたアート作品の金額が3億円(「ブリロの箱」、アンディ・ウォーホルの作品)に賛否両論、「こんなモノに3億円もかけるくらいなら、もっと別なものにかけろ!」という住民からの声に、急遽住民説明会を開催することになった。というニュースを見ました。物価が高騰して生活が苦しい今、さらに理解されるのは難しくなりました。
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