子どもが自転車に乗れるようになるには、三輪車→補助輪→保護者の特訓が一連の流れであります。誰が決めたわけではありませんが、日本全国で保護者が子どもの自転車の荷台を持ちながらの特訓が繰り広げられます。私も父親に特訓されたので、自分も子どもには同じようにしました。
つまり私たちの社会は「自転車教授法」を共有しているのです。しかし、「スマホ教授法」は確立されていません。ですから、スマホでの誹謗中傷、フェイクニュースの拡散、スマホを使っての詐欺など、いろいろな問題が起こっています。私たちは今、「自転車教授法」と同じような「スマホ伝授法」なる「スマホの文化づくり」をしている過程にあります。早く確立して、誰もが便利に正しく使うようにしなければなりません。
過日、地域にある高校の授業参観に行ってきました。「SNSの功罪」という論評を教材にした国語の授業でした。また、スマホ問題は、道徳の授業の最適なテーマだと思います。学校教育が担うところは大きいです。スマホ文化が早く定着することを期待したいです。
網走湖畔のコスモス畑
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