「均質に育成」は過去の光景
現代の子どもの多様性を分かりやすく示した文科省の資料がある。
小学生全体を1学級(35人)置き換えると、▽学力が低い傾向(12.5人)▽不登校傾向(4.1人)▽学習面・行動面に困難がある(0.8人)▽不登校(0.7人)で、いわゆる平均的な子は単純計算で12.3人にとどまる。
子どもの多様化に合わせて存在感を高めているのが通信制高校だ。ダンスやゲームなどの様々なコースを提供し、2025年度の生徒数は30万人超と、高校生の約1割を占める。
文科省は学習指導要領の改訂を中教審に諮問した中で「生産年齢人口が急減する中、あらゆる資源を総動員し、すべての子どもが多様で豊かな可能性を開花できるようにすることが不可欠」とした。もはや、平均的な層に標準を合わせ、均質な子を大量に育てる教育観は過去のものだ。
しかし、通信制高校での不適切な事例も相次いでいる。また、中退率も約5%と高校全体の1%と比べて高い。多様性の「受け皿」としての課題は多い。(読売新聞の続き)


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