2025年9月29日月曜日

花だより 仕事の満足感と負担感(保育者の本音) 萩 サワギキョウ

 


第4回幼児教育・保育についての基本調査」 ベネッセ教育総合研究所 2023年調べ
こども園保育者の仕事満足感と負担感(保育者の本音)    
 *本園でも当てはまるように思います。
【ポジティブ】
1 職場の人間関係は良好である     82.1%
2 自分の仕事に満足している      74.2%
3 自分の職場に満足している      72.9%
4 できるだけ長く今の職場で働きたい  66.0%
5 休暇を取得しやすい         58.3%
6 保育者の配置は十分で適切である   47.2%
7 給与と仕事量のバランスが取れている 28.6% 
【ネガティブ】
1 事務作業の量が多くて負担である      77.6%
2 配慮の必要な子どもへの対応が負担である  64.4%
3 子どもを預かる責任が重く負担である    60.6%
4 保護者への対応や子育ての支援が負担である 55.5%
5 労働時間が長く負担である。         54.5%
6 研修時間が確保できない。          54.2%

  この設問は保育者のみの回答です。「ポジティブ」な要素の「人間関係」「仕事」「職場」の満足度は高いものの「給与と仕事量のバランス」の満足度は低く、「ネガティブ」の要素の「事務作業の量」や「配慮の必要な子への対応」など負担感も高くなっています。保育という仕事は好きでも、具体的な業務には負担を感じているという、保育者の複雑な心境が表れています。
 業務量の負担感の改善は、そう簡単にできることではありません。できるところから進めていき、一つ軌道に乗れば取り組み方も分かってきて、徐々に全体は変化していきます。業務の改善は自分たちで考える意識を持ち、主体的に取り組むボトムアップが大事です。保育者の皆さんは日々、大変な努力をして保育をしています。こうした調査の結果を目にすることで、自身の保育を振り返り、本当の意味で子どもためになっているかを考えるきっかけにすることが大事です。
   (和洋女子大学 人文学部こども発達学科 准教授 小山朝子)
 *学校の先生も同じような傾向にあると思います。 

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