学習指導要領の改訂でどう変わるか分かりませんが、低学年の生活科に小動物を飼う学習があります。ところが働き方改革の一環で、ウサギなどの飼育は、教員の負担になるのでやめる学校が増えているのです。
小動物を飼うねらいは、生き物をただ眺めて観察するだけでなく、手で触ってみたり、抱いたり、水や餌をやったりという活動から、生命をもっていることや成長していることに気付き、生き物への親しみをもち、大切にすることができるようにするものです。(乗馬で心身の回復を図るなど、生き物との接触が心の安定に良いことはよく知られているところです。)優しい心はこんな活動から、自然に生まれてくるものです。
この学習には、“うさぎ”が最も適しているように思います。まず、見た目がかわいい、そして、子どもたちは、「うわあ~、かわいい。ふさふさで気持ちいい。」と直接触れて感じることができるからです。ところが思った以上に筋肉や骨でごつごつしていることに気づいたり、心臓の鼓動を感じたりするのです。関心を持つと餌の食べ方、うんこの仕方まで詳しく観察します。ずっと観ていても飽きません。他の学年の子どもたちも目を細めて観ています。
確かに生き物を買うというのは大変なことです。自分は網走にある「原生牧場」から3カ月のレンタルを利用しました。働き方改革で雑務の削減はしなけばなりません。しかし、小動物を飼うのは雑務でしょうか、「こどもファースト」でありたいものです。
教材園で採れたニンジン(ウサギ用)


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