私の目にトゲはないか 私の言葉にトゲはないか 私の心にトゲはないか
もとよりトゲは瞬間のことである。直ぐ気付いて急いで取り直さなければならないが、しかし、トゲはいつもちょこっと刺すものである。そのひと突きは、相手の皮膚を破っているのである。(「育ての心」倉橋 惣三著より)
普段気をつけていても、ふと気が付くと我慢が足りなかったり、目や言葉にトゲがあったりしたのではないかと反省します。取り上げたいことは、いつもにこやかに接し怒らないこと、人の立場を思いやる人間尊重の精神で子どもや親そして、同僚一人一人に接しているだろうかという自問です。
怒ったら負け、怒ったらお終いという人もいます。少しくらいのことでは、決して怒らない心を貫く修行が大切だと思うのです。最近は理不尽なことを言う親が多くなりました。
教育の第一線である現場は、様々な課題を抱えています。柔軟で多様な考え方やその職場の実情に合わせた方法で解決策が見えてくるように焦らずに間合いをとりながら対応することが大切です。
あえて「教師道」という道を考えると、教師としての引き継ぐべき精神、教育において目に見えにくいファジーな心とも言える人情的・感性的なものもあるように思います。それは「教育は人なり」と言われるゆえんだと思います。ただし、教員の人間関係は、保護者や地域から厳しいものがあって、そんなに易しいものではありません。いずれにせよ学校は、教育効果を上げなければなりません。学校運営上改善を図らなければならないと判断したならば、より人間的な深みのあるものにする道をどのように切り開いていくかということです。
👀その方法として
①議論より聞き手に回るように心がける。
②その人が、今どんなことに興味関心を持っているかを見抜いて話すようにする。
③抽象的な理論や議論を避けて、問題を具体的に取り上げて話すようにする。
④教育動向から広く深く考慮して、具体的な方策を出し、相手が賛成できるようにする。
②その人が、今どんなことに興味関心を持っているかを見抜いて話すようにする。
③抽象的な理論や議論を避けて、問題を具体的に取り上げて話すようにする。
④教育動向から広く深く考慮して、具体的な方策を出し、相手が賛成できるようにする。
そして、最も大事なことは、職場での「ホウレンソウダネ(報告・連絡・相談・打診・根回し)」です。
0 件のコメント:
コメントを投稿