2022年8月23日火曜日

花だより 「わかりかねます」「恐れ入ります」 千日草

 

   
 電話の対応一つでその学校のレベルがわかってしまう。だいたいは、事務職か事務穂さんが真っ先に電話をとって、教頭か校長に回してくれます。会社やお店にかけたとき、その対応で「いい感じ」と直感します。特に一流とか老舗の有名店は、社員研修や指導が行き届いています。
  敬語の使い方は難しい
 特に電話でのとっさの対応では、普段の言葉遣いが出てしまいます。
 先生だから許されることはなく、「先生なのに正しい敬語も使えないのか?」と言われます。
 特に保護者に対して、上から目線で話したり、友達感覚で話すようなことがあると信頼関係を築くどころか、違和感や不信感を持たれたりすることがあります。日常生活の言葉遣いはもちろんのこと、手紙やメールなどで文章を書くときは特に、正しい敬語を使うことに心がけることです。
 どなたですか⇒どちら様でしょうか
 何の用ですか⇒どのようなご用件でしょうか
 こちらに来てくれませんか⇒こちらにお越しいただけますか
 わかりません、知りません⇒わかりかねます
 どうですか⇒いかがでしょうか
 繰り返します⇒復唱いたします、繰り返し申し上げます
 ちょっと待ってください⇒少々お待ちいただけますか
 ここに座ってください⇒こちらにお掛けいただけますか
 もう一度来てください⇒もう一度お越しいただけますか
 わかりましたか⇒おわかりいただけましたでしょうか
 電話します⇒お電話をさせていただきます
 見せます⇒お見せします、ご覧に入れます
 教えます⇒ご説明いたします
 私が聞きます⇒私(わたくし)が伺います
 電話の声が小さいです⇒少々お電話が遠いようですが
   人に話しかける時は⇒恐れ入ります
 何かしている人に話しかける時は ⇒お忙しいところ、失礼致します
 わかりました⇒かしこまりました 
 人を待たせるときは⇒少々お待ちください
 謝るときは「すみません」ではなく⇒申し訳ございません
 *
管理職になって、一番多く使うようになったのは「申し訳ございません」かな?

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