学校の働き方改革は待ったなしのはずなのに?
学生の教員免許所取得率が下がっている。(8月5日の新聞記事)採用試験の受験者が減っただけでなく、そもそも教員を目指す学生が減ってきているということである。現に過労死や過労自殺で亡くなっている教師は後を絶たないし、精神疾患等になる人も増えている。授業準備をする時間がないという教員は9割、生活にゆとりがないという教員も7割もいる。これでは、いくら新学習指導要領で高い理念や21世紀に通用する資質や能力の育成を掲げたところで足元がおぼつかない。こんなブラックな職場では働きたくない。というのが本音だろう。
これまで文部科学省は、“〇〇教育”や“〇〇指導”を増やしてきた。この背景には社会のニーズが強かったからだ。学校教育にあれもこれも求める“たし算”思考だった。
今働き方改革が始まって、おそらく史上初めて“ひき算”の発想が提唱されたが、教員の意識に変化はあったのだろうか?
待ったなしの教員の働き方改革には、大胆な教員自らの意識改革が必要である。コロナがきっかけで民間企業は、出勤しないで自宅からリモートで働けるようになった。しかし、学校の先生は、そうはいかない。ところが夏休み、ある学校の職員室に行くと居るのは、校長と教頭、それに事務職員だけ(?)、コロナ禍で三密を避けるため、自宅勤務が認められたという。校長は「自宅で何をしているんでしょうかねぇ~。夏休みに入って、コロナは減るどころか、増える一方だし?」
これまで文部科学省は、“〇〇教育”や“〇〇指導”を増やしてきた。この背景には社会のニーズが強かったからだ。学校教育にあれもこれも求める“たし算”思考だった。
今働き方改革が始まって、おそらく史上初めて“ひき算”の発想が提唱されたが、教員の意識に変化はあったのだろうか?
待ったなしの教員の働き方改革には、大胆な教員自らの意識改革が必要である。コロナがきっかけで民間企業は、出勤しないで自宅からリモートで働けるようになった。しかし、学校の先生は、そうはいかない。ところが夏休み、ある学校の職員室に行くと居るのは、校長と教頭、それに事務職員だけ(?)、コロナ禍で三密を避けるため、自宅勤務が認められたという。校長は「自宅で何をしているんでしょうかねぇ~。夏休みに入って、コロナは減るどころか、増える一方だし?」
働き方改革は、教員本来の仕事に専念することができるように、雑務を減らすことにあったはず。本来の仕事とは何?
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