京セラの創業者で第2電々KDDIの創業者、日航を再建した経営の神様“稲盛和夫氏”が亡くなられました。
自分のブログでも「稲盛流コンパのすすめ」を紹介しました。コンパの議論が白熱すると、役員におしぼりや灰皿を投げつけたこともあったといいます。常に挑戦を続けた情熱と異色な企業家で、日本ばかりでなく世界の起業家にも大きな影響を与えました。その根底には「利他の心」がありました。
2010年経営破綻した日本航空の会長を引き受けたとき、マニュアル一辺倒でサービスが悪く、乗りたくないと漏らすほど日航嫌いだったといいます。しかし、更生が失敗したら、日本経済に悪影響を及ぼす。全日空との競争体制を維持しないと独占になってしまう。と考えました。当時の民主党を後押したのも、一党独裁ではだめ、競争の中で良いものが生まれるという考え方は、稲盛氏の一貫したものでした。
「利他の心」~自分の利害はさておき、他人の利益となるよう図る心
「利他の心」で判断すると「人によかれ」という心ですから、まわりの人みんなが協力してくれます。また視野も広くなるので、正しい判断ができるのです。(稲盛和夫)
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