「やばいよやばいよ」の口癖でおなじみのお笑いタレントの出川哲郎、「抱かれたくない男性タレント№1」になるなど、汚れ役の代表でした。ところがNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演するなど、いまや‘’愛されキャラ‘’として国民的人気者になりました。しかし、特別な芸があるわけではありません。
(テレ東)「出川哲郎の充電させてもらえませんか?」をよく見ます。台詞は、よくカムし、間違えるし、旅番組なのですが、その土地のことは全く知らないのです。
本人も自分のことをよく知っていて、「自分はお笑い芸人ではない。自分でネタを作って漫才やコントをやっているわけではないから、お笑い芸人とは名乗れない。だから、肩書は『リアクション芸人』としてほしい。」とNHK側にリクエストしたそうです。また、プライべートまで密着取材したディレクターは、「表と裏の顔がここまで同じ人も珍しい。」と語っています。
「充電させてもらえませんか?」では、彼の周りには、必ず多くの地元の人が集まる。気さくに声をかけ、写真撮影にも応じ、ファンを大切にする。ゲストにも同じ、大物タレントもいれば、後輩も出るが、態度は変わらない。芸人仲間からも愛されキャラなのです。
北野たけし氏が、「芸能界には、才能の飛び抜けた奴はたくさんいるが、出川みたいな奴も必要なんだ。芸能界で長く活躍する秘訣?、人間性、人柄かな?」と語っています。
北見市出身のタレント菊地亜美さんが、北見の中学校で講演したことがあります。スラッとしたスタイル、大きな瞳、オーラがありました。こんなかわいい子が、北見の街中を歩いていたら目立つに違いないと思いました。
「東京のタレント事務所に入ったとき、周りには、可愛くて、きれいな、スタイル抜群の子がいっぱいいた。そんな中、案の定仕事は回ってこなかった。それでも毎日、事務所に通い、黙って事務所やトイレ掃除をやった。そしたら、ある時、声がかかりデビューするきっかけになった仕事をもらった。」という話を聞きました。
芸能界とは、とんでもないところだと思います。でも、最後は人間性や人柄なのなら、子どもたちに「スターを夢見ることを持ち続けなさい。」と言えるかな?
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