読売新聞に「こどもの詩」のコーナーがあります。今年1年の中から、選者を務める詩人の平田俊子さんが選んだ、心に残った今年の6編が紹介されていました。
いいんだよ (5歳の園児)
おたんじょうびがきた
としとったら
ママは
もっとママになるから
いいんだよ
ふつうのひと (6歳の園児)
いいこにしてたら
サンタさんくるでしょ
わるいことをしてたら
サンタさんはこないでしょ
ふつうのひとには
サンタさんはくるの?
胸の痛む出来事が今年もたくさんありました。暗い記事が多い中で、「こどもの詩」はほっと一息つける欄になっています。
誕生日が来るたびに大人は複雑な気分になります。しかし、子どもは、「ママはもっとママになる」とポジティブにとらえています。また、「普通の人には、サンタさん来るの?」と質問された親は、何と答えたのでしょうか?
日々の暮らしで感じたことや発見したことが、素直な言葉で丁寧につづられています。
うちの園児は、こんなことをつぶやきました。
「うちにはエントツがないから、サンタさんは来ない!」
とママが言ってた。
だけどママは、「自分のところには来てほしい。」
と言ってた。
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