授業は「あ・い・う・え・お」が大事!
「あっ!そうか」と気づく、「いいねぇ~!」とほめる、「う~ん!」と考える、「えっ!」と驚く、 「おお~!」と感心する。これは、有田和正先生の言葉だったと思います。
先生がよく使う言葉に「考えなさい」があります。ところで「考える」とはどういうことか、子どもたちは分かっているのでしょうか?
小学生が「考える」とは、“何か新しいことに出会ったときに、それと同じようなモノや違うもの(これまでの経験から)を見つけて、比べてみること”です。ですから、どれだけ多くの知識や情報があるかで、その考えが深まるかどうか決まります。豊かな創造力や発想力は、持って生まれた才能ではなく、知識や経験から生まれるのです。小学生のときは、とにかく多くのことに興味を持って、多くの知識や情報を頭の中に詰め込むことが大切です。驚いたり、感心したりして気づいたことを褒められると、よく考える子になります。それは机上の勉強も大切ですが、体験を通して身に付けることが大事です。
「思考力」や「判断力」を重視する教育が求められていますが、その基礎となるのは、「知識・技能」です。それを疎かにしないことです。
0 件のコメント:
コメントを投稿