《お客様から》
「レジの子の態度が悪い。チャラチャラしている。化粧が濃い、ネールしてレジが打てるのか?」
「お客様に不快を与えてしまいましたことに深くお詫び申し上げます。(以下略)」と、入り口の掲示板に店長さんからのコメントが貼ってありました。さらに店長さんは、こう続けていました。
“生協は、正式には「生活協同組合」といい、一人一人がお金(出資金)を出し合い、みんなで利用、運営しながら暮らしを向上させていく、消費者自身の組織です。だからこそ会員の声、お客様の声には真摯に向き合うのです。こんなことまでオープンにしてとお思いでしょうが、こうすることで会員、お客様から信頼されていると思っています。”
今、学校現場でも役所でも、そして企業活動においても「情報公開」が、その組織の透明性や明瞭性の判断基準として厳しく問われています。
私たちが経験している狭い範囲だけで「モノ」を見つめても気が付かないことがあります。他の視点から客観的に批評され、己の姿を治すのはなかなか辛いことではありますが、少々痛い思いや辛いことでも対応しなければなりません。冷静な客観性を持った批判であれば、大なり小なりいつかは双方向に良い結果が出ると思うのです。
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