~30にして立つ、40にして迷わず、50にして天命を知る、60にして耳従う~とは、孔子の言葉です。人生を重ねることで人間は成熟していくもの、また、そうでなければならないという教えですが、凡人は、なかなかそうはいきません。
曽根綾子氏は、この本の中で、「正しいことだけをして生きることはできない。」、「『もっと尊敬されたい』という思いが自分も他人も不幸にする」、「そもそも本当に他人を理解することはできない」など、人はどのように成熟していくべきなのか、大人とは何かを説いています。
購入者層は30~40代が中心で、さまざまな角度から持論を展開したことも注目度をさらに高め、ベストセラーに結び付いたようです。曽野綾子氏は、敬虔なクリスチャンですが、宗派を問わず「人の道」は共通しています。曽根綾子さんのような人から「もっと楽に行きなさい。」と言われると、楽になれるような気がします。統一教会の教えとは違います。
こうした本が売れる背景には、多くの大人が道徳観を失いかけていることにあるように思います。コロナ禍で、児童相談所に一時保護される子どもたちが急増しています。児童相談所預かりになった家庭ばかりでなく、子どもたちは、さまざまな家庭の事情を抱えているのです。コロナ下で人々の心は、さらに荒んでいるようです。静岡県の保育士の事件もしかりです。
毎朝、子どもたちが当園して来ます。次の日も、また次の日も、それが繰り返されます。しかも子どもたちはたいてい無事です。もちろん無事でなければなりません。毎日の無事を日常と呼ぶのですが、日常とは奇跡かもしれません。
こうした本が売れる背景には、多くの大人が道徳観を失いかけていることにあるように思います。コロナ禍で、児童相談所に一時保護される子どもたちが急増しています。児童相談所預かりになった家庭ばかりでなく、子どもたちは、さまざまな家庭の事情を抱えているのです。コロナ下で人々の心は、さらに荒んでいるようです。静岡県の保育士の事件もしかりです。
毎朝、子どもたちが当園して来ます。次の日も、また次の日も、それが繰り返されます。しかも子どもたちはたいてい無事です。もちろん無事でなければなりません。毎日の無事を日常と呼ぶのですが、日常とは奇跡かもしれません。
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